ニッパツの歴史 History

ニッパツは、1939年に自動車用ばねメーカーとして始まりました。
現在ではばねだけではなく、様々なキーパーツを世に送り出し、安定的な経営を維持しつつ、成長を続けています。

ニッパツのルーツである総合商社の鈴木商店の社屋

ROOTS

ニッパツのルーツ:
総合商社「鈴木商店」

ニッパツは、鈴木商店という総合商社にルーツがあります。
鈴木商店は、明治7(1874)年に創業し、商業だけではなく軽工業から重工業へと、明治・大正期における日本の産業革命をけん引しました。
その鈴木商店の鋼材部に席を並べていた楓英吉、井上清、坂本壽の3名が自動車の将来を見越して自動車用ばねに着目したことから始まり、のちに藤岡清俊、山口作を仲間に加え、昭和14(1939)年9月8日に日本発条株式会社創立へと至りました。

PROGRESS OF NHK SPRING

ニッパツのあゆみ

ニッパツが現在に至るまでの間、多くの製品を生み出し、売上を拡大してきました。
2026中期経営計画、さらにその先を目指して進んでいきます。

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TRANSITION AND EVOLUTION

技術・製品の変遷や進化

変遷:ばねから広がるものづくり

ニッパツは、自動車のばねから始まった部品メーカーです。
現在は、ばねづくりで培った技術を活かして、自動車分野に加えて
情報通信分野、生活産業分野など、幅広い分野で活躍する製品を生み出しています。

1960年代から2000年代にかけてばねの重さ50%軽減、強度1.5倍
ばねが軽くなることは、自動車が軽くなることに繋がります。それにより、燃費がよくなり、CO₂排出を削減することができます。

進化:コイルばねの例

コイルばねは、自動車の足回りに使われるばねです。
より軽いばねにするために製造方法の工夫を、より強いばねにするために材料メーカーと共同で材料開発をした結果、
「より軽く、より強いばね」を生み出すことに成功しました。