モビリティ関連 Mobility Related
PASSENGER CAR
乗用車
軽自動車から高級車まで、多様な車種に合わせたばねやシートを製造しています。
重ね板ばね(押さえばね)
EV・HEVのモーター制御用インバーターなどで半導体を冷却媒体に密着させるばねです。重ね板ばね、薄板ばね、皿ばね、波形ばねなど必要に応じて各種形状があります。また、電池セル、燃料電池のスタック用押圧にも応用可能です。
テーパーリーフスプリング(押さえばね)
EV・HEVのモーター制御用インバーターなどで半導体を冷却媒体に密着させるばねで重ね板ばねと同様の機能、使われ方をするばねですが、本品は、板厚テーパー状に徐変させることで応力を最適化し、1枚化を実現達成した製品です。
金属ベローズ式アキュムレータ
アキュムレータとは、蓄圧器のことで、水や油などの液体のエネルギーを蓄える圧力容器です。アキュムレータの多くは内部にガスが封入されており、このガスを液体で圧縮したり膨張させたりして生まれた圧力差がエネルギーになります。① エネルギーの蓄積(省エネルギー、節電)、②圧力の保持、③衝撃の吸収、④脈動(振動)の吸収のために使用されます。
配管(流体)圧が、アキュムレータの封入ガス圧力以上になると、アキュムレータが作動します。アキュムレータは、封入ガスの圧縮・膨張を利用して、流体の圧力変動(脈動)を吸収します。
自動車用モーターコア
EV・HEV向けの駆動モーター用コアです。モーターの回転部(ローター)、固定部(ステーター)から成る、鉄芯です。0.25mm~0.35mmの電磁鋼板をプレスで打ち抜き数百枚積層しています。製品の大きさに対して寸法公差などが厳しく、高精度なプレス加工技術が必要とされる製品です。
自動車用モーターコア(分割タイプ)
分割タイプは、通常一体型(円環状)のロータコアを90°で4分割し、それを「れんが積み」で積層して、内径部を溶接することで一体化しています。分割にすることにより、材料歩留まりが大幅に改善します。
フロントシートフレーム
フロントシートフレームは、シートの乗り心地、安全性や質量、コストを左右する重要構成品です。お客様のニーズに合わせた高性能フロントシートフレームを提供しています。高張力鋼材の積極的な採用や最適化設計により、安全性を確保しながら軽量化を実現しています。
ねじ・ボルト
グループ会社のトープラでは、3mmの小ねじ、タッピンねじから、16mmを超えるサイズのボルト、樹脂一体化成形ボルト等、自動車をはじめ、家電、船舶など様々な製品用のねじ製品を製造しています。
ヒートシンク一体型基板(DB-I/C)
ヒートシンク一体型の構造をもつ、放熱基板の開発品です。駆動用インバータやIGBTモジュール、SiCアプリケーションなど、パワー半導体に関わる活用を見込んでいます。
コントロールケーブル
グループ会社のニッパツフレックスでは、コントロールケーブルを生産しています。
引く・押す・回転させる力を遠隔作用で伝達させる事ができる柔軟性を持ったワイヤー式ケーブルとなります。
駐車ブレーキ、シートリクライニング、給油口・ボンネットのロック解除など自動車の各所に使われています。